何となく気だるく起きた朝、洗面所で鏡を見ると、「目が小さくなった」なんて感じる事はありませんか？
そう見える原因は、顔が膨らんで見えているから。むくみが原因でそう感じてしまうのです。
顔のむくみが治まらないままに仕事や学校へ向かうのは、少々憂鬱な気持ちになります。
時間が経てば落ち着いてくるものですが、そんな朝に限って大事な人と顔を合わせてしまうのですよね。
では、むくみが起きる理由と対策について考えていきましょう。
むくみが起きる理由
むくみが現れるのは、本来は流れていくものが溜まってしまう事が原因になります。
体内を流れるリンパの滞りが原因で水分や老廃物が肌の内側に溜まり、腫れぼったく見えてしまいます。
ではどうして流れが悪くなってしまうのでしょうか。
前日にアルコールをたくさん飲んでいたり、甘い物をたくさん食べていたり、思い当たる事はないでしょうか。
むくみは水分摂取と深い関わりがあります。
水分を摂りすぎるとむくみが出ると思われがちですが、単に水分をたくさん摂っただけなら、トイレが近くなって排出されます。
アルコールは水分とは別物なので、過剰摂取はその後に欲する水分を身体にため込んでしまいます。
アルコールを飲む時はおつまみも気付かないうちに量が進んでしまう事もありますよね。
おつまみには塩分が多く含まれていますから、この塩分の摂りすぎも水分を多く身体に摂り込む元となり、注意が必要です。
また甘い物は女性の場合、特に欠かせない自分へのご褒美ですよね。
糖分もまた塩分と同様に体内に水分を溜め込む力が強く、食べ過ぎるとむくみとなって翌朝に現れることがあるので注意が必要です。
むくみ対策に良い方法
顔のむくみに気付いた時、出来る事を知っていれば慌てないですみますよね。
むくみ対策に良い事とは何でしょうか。
まずは滞ってしまった物を流して行かなければいけません。
血行促進やリンパの流れを促すためには、身体を温める事が大切です。
湯船にゆっくり浸かる事がオススメですが、なかなかそんな時間が取れないことも。
そんな時はホットタオルを使ってみてはいかがでしょうか。
濡らしたタオルをレンジで1分ほど加熱してホットタオルを作り、粗熱を取ったら顔に乗せます。
もう少し時間が取れるようであれば、その後冷たく冷やしたタオルを交互に当てると、血管の拡張と収縮の運動を促進する効果が期待出来、むくみも解消されていきます。
朝にむくみが起きやすい理由は、寝ている状態では手足と顔が水平になり、水分が顔にも行きやすくなるためです。
夕方は重力によって足に水分が溜まりやすくなりますから、朝は顔、夕方からは足のむくみに注意が必要となりますね。
アルコールと甘い物に注意しても、むくみがなかなか取れないようであれば体の不調のサインかもしれません。気になるようであれば、病院を受診してもよいかと思います。
少しの注意と簡単な対策でむくみ知らずのフェイスラインですっきりと過ごしましょう。
