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メイクの仕上がりの中でも、特に気になるのがファンデーションの粉吹きです。
美しい素肌を意識させるナチュラルメイクを目指すはずが、ファンデーションが素肌に馴染んでいない状態では、逆にきめの粗さや乾燥を強調するようなものです。
そこで今回は、ファンデーションが粉拭きになってしまう原因や対処法を見ていきます。

<目次>

どうして粉吹きになってしまう?

ファンデーションが粉吹きになってしまう理由は、主に素肌の側にあります。ただ、ファンデーションを変えた直後に極端に粉吹きがみられるときは、化粧品との相性も考えた方が良いでしょう。

原因1:スキンケア不足

スキンケアは毎日の積み重ねで成果が表れるものです。お手入れ不足で慢性的に肌が乾燥した状態では、下地やファンデーションが馴染みにくく粉吹きの原因にもなりかねません。逆に言えば、きちんとしたスキンケアの習慣をつけると、ファンデーションの粉吹きに悩まされることもほとんどなくなります。

原因2:空気の乾燥

日頃からスキンケアを意識していても、季節によっては湿度が下がって肌が乾燥することがあります。
例えば、夏場は湿度こそ高いものの、エアコンをかけた室内にいることが多く、結果的に常に肌の水分を奪われた状態です。
また、冬場は外気が乾燥しているだけでなく、室内は暖房でさらに湿度が下げられています。このような時期は、化粧を落とさずに保湿できるミストスプレーなどを持ち歩くとよいでしょう。

原因3:肌や下地とファンデーションの相性が悪い

化粧品を変えた時に急にファンデーションの粉吹きが気になりだした場合は、化粧品の相性を考えてみましょう。肌や下地と馴染みにくいファンデーションを使うと、肌の健康状態が良好でも粉を吹くことがあります。

 

粉が吹いてきてしまったときの応急処置方法


外出先などでファンデーションの粉吹きが気になったら、すぐできる応急処置方法を試してみるとよいでしょう。

保湿アイテムを使う

ジェルやミスト、乳液などの保湿アイテムを粉吹きが気になる部分に馴染ませて、こすらないようにファンデーションを落とします。乾燥が気になる場合はもう一度保湿アイテムをつけてから軽くファンデーションを塗れば完成です。

ハンドクリームを使う

保湿成分がたっぷり含まれたハンドクリームを保湿アイテムの代わりに使うことで、粉吹きを改善するとともに肌の保湿も行えます。使い方は保湿アイテムとほぼ同じですが、油分が多いのでティッシュで押さえるなどして調整しましょう。

コンシーラーを使う

広範囲の粉吹きでなければ、クリームタイプのコンシーラーを使うのも簡単です。
先に余分なファンデーションをティッシュやスポンジなどで取り除き、クリーム状のコンシーラーを薄く伸ばしてからパウダーをはたきます。コンシーラーはカバー力がありますが、使い過ぎると厚塗りに見えるので注意しましょう。

 

粉吹きを防ぐファンデーションの塗り方

STEP1:化粧下地

しっかりと保湿を意識したスキンケアの後、保湿効果の高い下地を額と鼻、両頬、顎にのせて、顔の中央から外側に向けて馴染ませていきます。油分の多い下地はテカりやすくなるため、水分量が多く軽いテクスチャのものを選びましょう。

STEP2:リキッドファンデーション

乾燥しやすい季節は、リキッドタイプのファンデーションがおすすめです。
軽めのタイプを選ぶとよれにくいですが、伸ばすような塗り方ではなく、叩くようにして馴染ませましょう。下地と同じようにリキッドファンデーションを置いた後、まず指先で軽くタップするように軽く叩きながら馴染ませます。
次に、リキッドファンデーション用のスポンジで優しく叩きながら、内側から外側に伸ばしていきます。

STEP3:フェイスパウダー

仕上げのパウダーは、大きめのブラシがおすすめです。
直接パウダーにブラスをつけるのではなく、ふたや皿などの上にパウダーをのせてブラシにつけ、余分な粉を落としてからのせるようにしましょう。

STEP4:ミスト化粧水

時間経過後の粉吹き対策に、仕上げ用のミストタイプの化粧水をスプレーします。
顔から30cm程度離して顔全体にスプレーし、メイクを崩さないように気を付けながら軽く手のひらで押さえて完成です。

粉を吹かないようにするための日々のスキンケア方法

乾燥対策には日々のスキンケアを毎日丁寧に行う事が大切です。

クレンジング・洗顔

見落とされがちですが、クレンジング自体も肌の水分を奪うことになりますので、極力負担の少ない方法で行いましょう。
特にオイルタイプは洗浄力が強い分、肌に必要な水分まで奪ってしまいますので、クリームタイプやミルクタイプがおすすめです。
手のひらで温めたクレンジングを肌に馴染ませたのち、こすらないように優しく伸ばしてしばらく待ってから、人肌程度の温度のお湯で洗い流します。
洗顔もスポンジなどできめ細かい泡をたっぷり作り、直接手が肌に触れないようにして優しく洗い流しましょう。

化粧水〜クリーム

化粧水は品質よりも量が大切です。乾燥しやすいところ、粉っぽくなっているところは特にたっぷりつけて、しばらく手のひらでプレスしましょう。こうすることで手の温度で毛穴が開いて化粧水がしみこみやすくなります。
その後、乳液を手のひらで伸ばして人肌に温め、優しく押さえるように馴染ませます。
仕上げにクリームの油分でふたをすることで、長時間の保湿が可能になります。
これでも乾燥が改善しない場合には、保湿の改善に特化した美容液を気になる箇所につけましょう。美容成分や保湿成分を含んだパックも効果的です。

 

メイコー化粧品がおすすめする 粉拭き対策のアイテムはこちら

顔から手先、足先まで全身に使えるボディクリーム。
直径6cmのコンパクトサイズの丸缶なので持ち運びも簡単です。
4つの保湿成分配合で優しい香りに包まれながら、うるおい肌へ。
ふわふわクリームが肌になじみやすく、べたつきにくいのでメイク直しにもオススメです。

MCコレクション リキッドファンデーションは、リンゴ幹細胞エキスやアルガンオイルといった美容成分が配合されているため、乾燥が防げます。
紫外線カット効果がSPF34・PA+++としっかりあるので、紫外線による乾燥とそれによる毛穴トラブルも防ぐことができそうです。
また、ファンデーションの粒子が真球体、つまり丸い粒子なので毛穴にフィットする仕組み。粒子が毛穴を綺麗にカバーしてヨレにくいため、毛穴悩みにもおすすめです。

きめが細かく肌になじみやすい、さっぱりタイプのクレンジングクリームです。
お肌のうるおいをキープしながらメイクをしっかり落とし、毛穴の黒ずみや古い角質も包んで浮かせます。
メイクはしっかり落としたいけどオイルは苦手という方にもおすすめです。

 

対策がわかればファンデーションの粉吹きも問題なし

ファンデーションの粉吹きは人目につきやすいため、焦りがちです。
ですが、日頃のスキンケアや粉吹きを防ぐメイク方法を知っておくと、日によってうまく仕上がらずに慌てるようなことはありません。万が一粉吹きが生じたとしても、手元にあるアイテムだけですぐにリカバーする方法もありますので、慌てずに対処することが大切です。

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