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冷房、暖房に関わらずエアコンの効いた部屋に長時間いるとどうしても空気が乾燥してお肌の調子が悪くなりますよね。特にたくさんの人がいるオフィスでは自由に温度設定ができないのが悩ましいところです。
今回は、エアコンがお肌に与える影響と、その対策についてご紹介します。

エアコンの冷房、暖房どちらが乾燥しているの?

冬の暖房のほうが乾燥しているように思いますが、冷房、暖房共に空気は乾燥しています

日本の夏は湿度が高いのが特徴ですが、エアコンから出る冷風が乾燥している為、室内は湿度が低い状態になってしまいます。さらに、汗をかく事でその汗が乾き、お肌はより乾燥した状態になります。

冬場も同じく乾燥した状態になります。日本の冬は湿度が低い地域が多く、暖房をかけて室温をあげる際に空気が乾燥する事で室内の湿度はさらに下がり、空気が乾燥した状態が続くとお肌を守っているバリア機能が低下し、風や髪の毛がふれるだけでもお肌がピリピリしたり、赤くなったりするいわゆる「敏感肌」の状態になってしまいます。

べたついているのに乾燥肌??

エアコンが効いた部屋にいると空気が乾燥しているため、お肌はうるおいをキープする事ができません。その状態が続くとお肌の表面は皮脂が足りていても内側で水分不足が起こります。お肌はこれ以上水分が蒸発しないように必要以上に皮脂の分泌を増やし、水分や油分のバランスがくずれてべたつくのに乾燥している状態になってしまいます。
さらに、洗顔やあぶらとり紙で頻繁に皮脂を取り除くと、お肌はバリア機能の役割を果たそうとするため、過剰な皮脂が分泌されて逆効果となってしまいます。この状態を「インナードライ肌」と言います。

化粧水だけではインナードライ肌になってしまう

夏はべたつくのが嫌で化粧水だけでスキンケアを済ませてしまう方も多いようですが、水分を与えるだけのケアを続けると、お肌内部の水分が減少してしまいインナードライ肌になってしまいます。きちんとお肌に必要な水分と適度な油分がお肌のケアには必要ですので、乳液や、クリーム、オイルなどを使用し、夏でもしっかりとした乾燥肌対策のケアをすることが大事です。

長時間過ごすからこそ怠らないで!オフィスでできる乾燥対策


あまり自由のきかないオフィスでの乾燥対策はまず水分をしっかり摂る事です。のどが乾いている状態では既に脱水症状になっている可能性があります。適度にお水を飲む事で、体の内側から水分を補給してあげる事は大切です。
さらに、マスクなどをして喉を乾燥させない事ウイルスの侵入を防ぎ、風邪予防にもつながります。
どうしても、皮脂が気になった場合は、軽くハンカチなどでおさえるようにし、ミストなどで水分を補給してあげましょう。
オイルを使う方法も効果的です。オイル一滴を手のひらで伸ばした後軽く顔をおさえる様にしてつけるとメイクの上からでもお手入れができます。
 
 
季節を問わず、エアコンなどによる外的な乾燥にさらされている私たちの肌は非常にデリケートな状態です。
エアコンに肌が負けないようさまざまな工夫をして夏を肌とともに快適に過ごしてくださいね。

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