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妊娠中はむくみやすいと言われますが、なぜ妊娠中はむくみやすいのでしょうか。
むくむ原因は妊娠だけではなく毎日の生活習慣も深く関係しています。

妊娠中のむくみに有効な対策や生活習慣の見直しについて紹介しますので、むくみを改善していきましょう。

妊娠中はなぜむくみやすい?

妊娠中のむくみには多くの妊婦さんが悩まされているもの…。
妊娠により体内の血液量が増えることが原因でむくみやすくなると言われています。
この妊娠中に増える血液は90%が水分であり、血液を水分でサラサラにして赤ちゃんに栄養を届けているそうです。
血液量が増えることで体内の水分量が増り、妊娠前に比べるとむくみやすい状態になっているという訳です。

妊娠12週目くらいから体内の血液量は増え、30週には妊娠前に比べると1.4~1.5倍ほどの血液量になるのだとか…。
また、日々大きくなる赤ちゃんで骨盤の中が圧迫され下半身の血流が悪くなり赤ちゃんが小さい妊娠初期や中期よりも、妊娠後期がむくみやすくなるとされています。

妊娠中はむくみやすい状態になりますが、あまりにむくみが酷いときや体重増加、尿の量が極端に減るなどの症状があるときは医師に相談するようにしてください。

むくみやすい人は要注意!生活習慣にも原因あり!

妊娠中はむくみを起こしやすい生活習慣を見直す必要があります。
以下のことに気をつけむくみを解消していきましょう。

■塩分を控えた食事

妊娠中は特に塩分の取りすぎに注意が必要です。
塩分が多い食事が続くと塩分を外に排出するカリウムの働きが追いつかず、体内に水分を溜めてむくみが起こりやすくなります。

■同じ姿勢での仕事

長時間同じ姿勢で仕事をしていると、どうしても血流が悪くなります。
出勤時と帰宅時で足の太さが違う場合や帰宅時になると靴がきつく感じる方はむくんでいる証拠です。
仕事の合間にストレッチをすると血行が良くなりますよ。

■運動不足

適度な運動は血行を良くするのでむくみ予防になります。
下半身はリンパや血液が重力に逆らえず下に下がっていきますのでむくみやすくなりがちですが、適度な筋肉をつけることで代謝がよくなり血行も改善しますのでむくみを予防できます。

■冷え性

冷え性の方も血流が悪くなります。
毎日湯船に入らずにシャワーで済ませる方や、寝る前に冷たい飲み物を飲む習慣がある方は冷え性である可能性があります。
面倒でも湯船に入ることが大事です。
また寝る前に冷えたジュースよりもホットミルクやホットレモンで身体の中から温めると冷え症改善につながります。

妊娠中のむくみ対策!

■足を高くして寝る

足は心臓よりも低い位置にあるので血行が悪くなりやすい場所になります。
足をクッションなどで高くして寝ると心臓に血液を戻すことができますのでむくみを解消できます。

■着圧ソックス

足に圧力を加えて水分が溜まることを防ぐソックスです。
履くだけでむくみ解消効果がありますので妊婦さんにはとてもオススメです。

■足湯

足湯は足の指先から温まることができるので、血行がよくなりむくみを解消できます。
足湯はむくみ解消効果だけでなく下半身の冷えも解消してくれます。

■ウォーキング

仕事や家事で忙しい生活を送っている方は、なかなウォーキング時間をキープできない場合もあります。
そんな時はとにかく足を動かすことを意識してください。
定期的に足首を回したり、屈伸運動をしたりするだけでも効果はあります。

■ふくらはぎのマッサージ

入浴後にリンパ節がある太ももの付け根をマッサージすると効果があります。
ひざの裏にあるリンパ節もマッサージするとさらに効果アップです。

 

妊娠中は妊娠前に比べるとむくみやすくなります。
妊娠中だから…と放置せずに自分でできる予防や改善方法でむくみ対策をしましょう。
食べ過ぎによる体重増加には十分に気をつけ、塩分の少ない食事を意識と適度な運動などの生活習慣改善を意識した生活を送ってくださいね。

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