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冬から春ごろにかけて、体調管理のためにマスクをつけてお仕事やお買い物に行かれる方が多いのではないでしょうか。また、花粉の季節には花粉症の方もマスクをつけてお出かけになるかと思います。
マスクをつけてのお出かけや出勤が増える際に意外と困るのがリップ。
ご飯を食べるときにマスクを外したらリップがついていないのは恥ずかしい、でもマスクにリップがつくのも恥ずかしいとお悩みの方は多いのではないでしょうか。
そこで今回はマスクをつけるときのメイク、いわゆるマスクメイクの時におすすめな、マスクにつかないファンデーションの付け方をご紹介します。
マスクを外した時にベースメイクがマスクについてしまう・・・そんなメイク崩れにお悩みの方は必見です。
さらに後半では、落ちにくいリップと落ちにくくするリップのつけ方をご紹介いたします。これさえ覚えておけば、マスクをしていない日でもお食事の際に食器にリップがつく心配も減るので、ぜひ参考にしてくださいね。

ベースメイク編

下地は密着感重視で

ベースメイクを始める前に、スキンケアを済ませておきましょう。

(1)下地は保湿タイプ

今回はMCコレクション コントロールUV ラベンダーピンクを使いました。
適量手に取り、目の下、さらにその下、額、鼻筋、鼻の下、顎にのせていきます。パフで優しく内側から外側に向かって顔全体に伸ばしていきます。
ラベンダーピンクを使うことで、肌のくすみを飛ばし、明るい肌に仕上がります。


(2)タッピングでムラなく密着

顔全体に伸ばし終わったら、ポンポンポンと優しくタッピングしていきます。そうすることで、ムラなく均等に下地を密着させることができます。

(3)ハンドプレスでさらに密着度アップ

仕上げに手の平全体で顔を覆い、優しくおさえます。そうすることで、より密着度が高まり、キープ力が変わります。

 



リキッドファンデーションとコンシーラーで丁寧な肌作りを

(1)リキッドファンデーションでしっとりきれいな肌に

今回はMCコレクション リキッドファンデーション LF62 ナチュラルベージュを使いました。
パール大を手に取り、目の下、さらにその下、額、鼻筋、鼻の下、顎にのせていきます。

(2)残ったファンデーションでなじませる

手に残ったファンデーションをパフになじませ、目の下から順に外側に向かって顔全体に伸ばしていきます。


(3)タッピングで仕上げる

下地と同様にポンポンポンと優しくタッピングしていきます。ムラなく均等に密着させます。ムラをなくすことで、キープ力が上がるので、是非やってみてください。

(4)コンシーラーは使い分けを

今回はMCコレクション カバーフェイスを使いました。クマには明るい色を乗せてブラシで薄く伸ばし、ニキビやシミは暗い色をブラシで乗せます。
クマ部分はCF130 ピンク、ニキビの部分はCF151 オークル を使いました。


(5)ファンデーションのパフでなじませる

ファンデーションを塗る際に使ったパフでコンシーラーをなじませます。ニキビやシミはコンシーラーを塗った周りをなじませます。





 


 

チークはふんわりと

チークは頬の高いところにふんわりとつけます。
今回はメイコーカラーズパウダーチーク C630を使いました。



 

収れん効果があるローションでマスクにつきにくく

収れん効果のあるローションを仕上げに塗ります。それによりベースメイクがマスクについてしまうことを防ぎます。
今回はセルザードUS コンディショニングローションを使いました。
パフが浸るくらい多めにとり、お顔全体に水気を感じるくらいたっぷりとつけていきます。また、スプレー用の容器に詰め替えて使う方法もあります。
つけ終わったら、少し乾かします。




ルースパウダーで仕上げる

ルースパウダーを使用することでさらっとした質感に仕上げ、マスクにつきにくくします。
今回はMCコレクション ルースパウダー LP37 ピンク(パール入)を使いました。
適量ブラシにとり、目の下からトントンと顔全体につけていきます。最後にブラシで余分なルースパウダーを落とします。
ピンクを使うことで、肌がふんわりと明るく見えます。




 

完成


以上でマスクにつかないベースメイクの完成です。着用後、マスクを外してもファンデーションがマスクについていませんね。

ベースメイクは、タッピングでムラなく仕上げること、ハンドプレスで密着度を上げること、収れん効果のあるローションを使うこと、ルースパウダーでさらっと仕上げることが、キープ力を上げるポイントです。
キープ力の高いベースメイクを仕上げることがマスクメイクで重要になってきます。

FAQ よくある質問

パウダーだけで過ごすのはOK?

Q-1.マスクで隠れるなら、ファンデーションを塗らずにパウダーだけで過ごしてもいいでしょうか?
その場合、ファンデーションなしでチーク、アイブロウなどは乗せても大丈夫ですか。

A-1.ファンデーションの前に日焼け止め効果のある下地をつけてください。そのうえで、ファンデーションを塗らずにパウダーだけで過ごしても良いかと思います。
その場合は、チークをパウダーの前につけてください。そうするとマスクに色がつきにくくなります。
また、その際はチークを濃いめにしてください。

 

お直しの方法は?

Q-2.汗かきなので、夏場は特に汗をかきます。汗をかいた後のお直し方法はありますか?

A-2.お直しの際は、今回使用したセルザードU Sコンディショニングローションをスプレーボトルに移し替えたものをコットンにとり、内側から外側に滑らす様につけます。
そうすることで、お顔の皮脂や表面上の化粧が崩れた部分がきれいにふき取れます。クレンジングではありませんのでご安心ください。
表面上の汚れを落としてから、上から押さえるようにルースパウダーをつけましょう。
ルースパウダーではなくリキッドファンデーションをつけたい方は、ファンデーションをつけた後にスプレーボトルから直接セルザードU Sコンディショニングローションを顔に吹きつけ、2,3分放置して下さい。
さらにその後パウダーをつけると密着度が上がります。

 

マスクで肌荒れした時は?

Q-3.マスクが擦れて肌荒れしてしまいました。その上からメイクをしてもいいですか?しっかり治るまでメイクはやめておいた方がいいでしょうか。

A-3.あまりにひどい肌荒れの場合は皮膚科を受診されることをお勧めいたします。
軽い肌荒れの場合は、医薬部外品の化粧品、特に抗炎症作用があり、肌に優しいグリチルリチン酸2K(ジカリウム)が配合されたクリームなどでナイトケアすることをお勧めいたします。
朝のお肌の状態を見て判断してください。ひどく荒れている場合は皮膚科を受診しましょう。
お肌が落ち着いていれば、日焼け止め、下地を使い、薄くメイクをしましょう。
すっぴんでマスクをつけると擦れが強くなりさらに荒れてしまうため、メイクをしてからのマスク着用をお勧めいたします。

 

マスク焼け対策は?

Q-4.マスクをする日の日焼け対策はどうしたらいいですか?

A-4.実はマスクをしている部分も日焼けします。そのため、マスクをする日でもしっかりと日焼け止めを使用しましょう。
日焼け止めは外に出る15分前には塗るようにしましょう。メイクの前に塗るのがおすすめです。また、日焼け止め効果のある下地などを用いることでより効果を得ることができます。
また、暑い時期やマスクをしていると汗などで蒸れ、日焼け止めが落ちてしまいやすくなります。日焼け止めが落ちてしまうと日焼けの度合いに差ができ、いわゆるマスク焼けをしてしまうので、それを防ぐためにも2、3時間ごとに塗りなおしましょう。

日焼け止めの選び方ですが、少しスーパーやコンビニに出かける際や1時間程度のお出かけならSPF10から20。外で軽く活動する場合はSPF20から30。キャンプなどの山や海でのアウトドア、日差しが強く紫外線の量も多いかなという日や、絶対日焼けしたくない!という方はSPF30から50がおすすめです。

また、これから暑さが和らいでくると日焼け止めを忘れてしまいがちですが、お出かけの際はマスク焼けの防止だけでなく、シミ予防や美白のために日焼け止めを必ず使うことをおすすめします。



 

ベースメイク編まとめ 各ステップでしっかり密着するのがポイント

マスクにつかないマスクメイク方法」いかがでしたか?
下地、ファンデーションはタッピングでしっかりと密着させるのがポイント。さらに収れん化粧水で毛穴をひきしめ、パウダーでさらっとした質感に仕上げるとよりマスクにつきにくくなるというメイク方法でした。
また、マスクにつきにくいだけでなく、キープ力も高くなっているので、長時間のお仕事やお出かけにもおすすめのメイク方法です。
お食事の際等にマスクを外した時にメイク崩れが起きず、恥ずかしくないのは嬉しいですよね。ぜひ試してみてください。

 

 

 

リップメイク編

落ちにくいリップ マジカルリップ

今回は、メイコー化粧品のナチュラクター マジカルリップを使用しました。
このリップは唇につけると水分量で色が変わる不思議なリップです。落ちにくいことで有名で、リップを落としたくないという方におすすめです。
色は全6色あり、今回は1番のオレンジを使用しました。

ホホバオイルをベースに作られているので、唇にも優しいのが特徴です。
1983年の発売以来、40年近くに渡ってロングセラーを続けていることに納得できる品質、落ちにくさです。「お化粧直しがいらないくらい」と人気のこのリップを使って、付け方を解説していきます。

▼マジカルリップの色別解説はこちら

唇に塗ると変色する!?プチプラティントリップ♪

リップブラシで丁寧にリップを塗る

リップを塗る前にまずは薬用リップを塗り、唇を保護しましょう。

(1)リップブラシで唇の輪郭をとる

リップブラシの両面にたっぷりとリップをとり、唇の輪郭をとります。
リップブラシは寝かせるように使い、まず下唇のラインを引きます。外側から内側に向かって塗っていき、外側のラインが引けたら内側を塗ります。


 

今度は手首のスナップをきかせて、唇の端から中央に向かって上唇の外側のラインを引きます。下唇同様、外側のラインが引けたら内側を塗ります。右半分、もしくは左半分だけ先に塗ってしまい、終わったらもう片方の外側のライン、内側のラインと順に引きます。




 

下唇の外側→下唇の内側

→上唇の外側(左半分) →上唇の内側(左半分)

→上唇の外側(右半分) →上唇の内側(右半分)

という流れですね。基本は外側から内側に塗っていくこと。
こうすることではみ出しのない綺麗なリップに仕上がります。

 

(2)色が薄い場合は重ねて塗る

色が薄い場合は、少しずつ重ねていきましょう。
好みの濃さは個人差がありますので、好きな色の濃さに合わせて調整しましょう。

 

(3)上下の唇を合わせ、リップをなじませる

上下の唇を合わせ、リップを唇になじませます。なじませることでリップを落ちにくくします。この際にリップが唇のラインから飛び出た場合は綿棒などで調整してください。

 

(4)2、3回ティッシュオフする

リップを落ちにくくするため、ティッシュペーパーを使って余分なリップを落とします。

ティッシュオフの方法として、ティッシュペーパーを1〜2回折り畳み唇に乗せ、その上から親指で唇の端から端をなぞるように押さえます。指を上下に動かしたり、ぽんぽんとティッシュを付け外しすると、かえって綺麗にぬったリップがはみ出してしまう可能性があるので注意しましょう。

1回目のティッシュオフの後に再度リップをつけ、2回目のティッシュオフをするのもおすすめです。そうすると、より綺麗にリップの色が出ます
控え目な色に抑えたい方は、再度リップをつけずに2回目のティッシュオフをしてください。


 

きちんとティッシュオフができると、カップにつかないくらいリップが密着します。


 

リップメイク編まとめ 落ちにくいリップでマスクを外してもきれいに

落ちにくいリップアイテムを、落ちにくくするつけ方でつければ、もうマスクの日のお昼ご飯や、マスクをしていない日のお食事の際に恥ずかしい思いをする心配はありませんね。
カップへの色移りを気にせず、気軽にティータイムも楽しめます。

今回ご紹介したマジカルリップはメイコー化粧品店頭だけでなく、メイコー化粧品の通販サイトでもご購入いただけますので、落ちにくいリップをお探しの方はぜひお試しください。

[使用商品]



ベースメイク&リップ編はいかがでしたか?丁寧にベースを仕上げることで、ベースだけではなく、その後のメイクのキープ力もアップします。
次回はマスクメイクにぴったりのアイシャドウとマスカラのつけ方をご紹介いたします。
マスクをしていても見えるアイメイク。
マスクをしている時は、普段とは違うアイシャドウとマスカラの方がいいのかな?とお悩みの方や、アイメイクはしっかりと盛りたい!アイメイクで印象を変えたい!という方は多いのではないでしょうか。アイシャドウと、落ちにくいマスカラのつけ方をマスターして、キープしながら盛れるマスクメイクに仕上げましょう。

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