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紫外線対策は年中必要ではありますが、やはり一番紫外線対策に力を入れなくてはいけないのは夏!

今回は、夏の紫外線対策におけるポイントやスキンケアについて紹介したいと思います。

梅雨の晴れ間の紫外線に注意

女性誌などでよく見かける紫外線の量を月別に表したグラフを見ると、7月や8月の紫外線量が年間の中でも多くなっています。

でも、ここで注意しなくてはいけないのが「1ヶ月累積した紫外線の量」だということ。
6月の紫外線が7月、8月ほど多くないのは梅雨だからなんです。

紫外線の強さで言えば実は6月がダントツと言われています。
これが「梅雨の晴れ間が一番怖い」と言われている所以なのです。

SPFとPAの違いは何?

皆さんは日焼け止めの数値であるSPFPAの意味や違いについて知っていますか?
よくわからないけれど、とにかく数値の高いものを選んでおけばOK…と思われている方も多いとは思いますが、実はそういう訳ではありません。
高い数値の日焼け止めは肌への負担も大きくなりますので、日焼け止めを選ぶ時は肌に合ったものを選びましょう。

まず、SPFは「Sun Protection Factor」の略で「紫外線防御指数」とも言われます。

数値が高ければ高いほど単純に日焼け止めの効果が高くなるわけではなく、この数値は「紫外線を浴びた時に肌が赤くなるまでの時間を何倍に長くできるか」を示します。

例えば、何も塗らなかった場合に20分で肌が赤くなる人がSPF30の日焼け止めを塗った場合は、20✕30=600になるので、肌が赤くなるまでの時間を10時間まで延ばすことができるという計算になります。

ただし、これは肌に塗った日焼け止めの働きが全く劣化しない場合の数字です。
実際は汗などで落ちてしまうので、これほど長く効果は持続しません。

SPFが高くなるとそれだけ肌への負担も大きくなるので、むやみに数値の高い日焼け止めを使うと肌に余計な負担がかかりますので注意が必要です。

1日中外にいなくてはいけない日日焼け止めを塗り直せない時などはSPF50のようなSPF値が高いものを塗った方が安心ですが、肌への負担をできるだけ抑えるためにも、その日の予定に合わせて日焼け止めを使い分けると良いでしょう。

一方のPAは「Protection grade of UVA」の略で、UVAからの防御効果を+の数で示しています
PA+からPA++++の4段階がありますが、SPFと同様に数値が高ければ高いほど肌への負担が高くなるので普段使いはPA++がオススメ

しかし、日焼け止めの数値は1平方センチメートルあたり2mgを塗った場合の効果なので、薄塗りだと効果が半減してしまいます。
規定量の半分しか塗らなかった場合は、その効果は半分どころか4分の1~6分の1にまで減ってしまうのだとか!

つまり、効果の高い日焼け止めを使っていればそれだけでOKだと言うわけではないのですね。

日焼け止めを塗った後のケアも大切

夏は効果の高い日焼け止めを塗ることが多い分、肌への負担が大きくなってしまうので日焼け止めを塗った後のケアも大切です。

肌トラブルを防ぐためにも、1日の終わりには日焼け止めが肌に残らないよう丁寧に落としましょう。
また、日焼け止めと夏の強い日差しで肌は乾燥しやすい状態です。

乾燥が続くと秋口には肌がボロボロ、ゴワゴワになってしまうことも…。
保湿力や保水力の高いスキンケアで肌にたっぷり潤いを与えましょう。

 

いかがでしたか?

夏は紫外線対策ばかりに力を入れがちですが、実はアフターケアもとっても大切なんです。
スキンケアもしっかり行って、夏の肌を守りましょう!

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