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毎日きちんと歯磨きをしているのになぜか虫歯ができてしまう…そんな人は、もしかしたら歯の磨き方が間違っているのかもしれません。

今回は虫歯予防のための正しいブラッシング方法を紹介します。

虫歯を防ぐ正しい歯の磨き方

歯の基本的な磨き方は、歯ブラシの毛先を歯の面に当てて軽い力で小刻みに動かします。

1ヶ所(歯1~2本程度)あたり15~20回程度動かして、少しずつずらしながら全ての歯を磨きましょう。
奥歯は歯ブラシが入りにくいので斜めに入れたり縦に入れたり工夫して歯ブラシの毛先がきちんと当たるように磨いてください。

歯と歯の間・歯と歯ぐきの境目・かみ合わせの面は歯垢が付きやすいので、特に丁寧に磨くようにしましょう。

また、歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけでは落としにくいもの。
歯ブラシで磨いた後、デンタルフロスなどを使って歯間もきちんと掃除しておきましょう。
これだけで歯垢の除去率が約30%もアップするんですよ!

全ての歯を丁寧に磨いていくと10~20分程度かかってしまいますが、毎回これだけの時間をかけるのはなかなか難しいもの。

普段の歯磨きは3分程度でもOKですが、余裕がある時は時間をかけて磨いたり、ながら磨きで時間を有効に使ったりしてできるだけ丁寧に磨くようにしましょう。

タイミングや回数も重要!

歯の磨き方と同じくらい大切なのが、歯を磨くタイミングと回数です。

食事後はすぐに歯を磨くという人も多いかもしれません。
しかし、唾液の力によって虫歯菌が出す酸が中和される30分後に磨く方が虫歯予防の効果が高いです。

歯磨きの回数については諸説ありますが、理想は食後+起床後と寝る前の1日4回です。

起床後は寝ている間に口内に細菌が増えてしまうので朝食前に歯を磨いたほうが良いですが、うがいでもOKです。

また、寝ている間は唾液の分泌が減るので口内の自浄作用が弱いです。
だから寝る前の歯磨きは何より重要!
できれば10~20分ほどかけて丁寧に磨くと良いでしょう。

NGな歯の磨き方は?

それでは逆に、NGな歯の磨き方にはどのようなものがあるのでしょうか?

■長く磨く、ゴシゴシ力を入れて磨く

磨きすぎはエナメル質を傷つける原因になります。

■歯ブラシを濡らしてから歯磨き粉を付ける

磨き粉が泡立ちやすくなるので短時間でキレイに磨けた気分になってしまいます。

■たっぷりの水でうがいする

歯磨き粉の有効成分まで流れてしまいます。
歯磨き後のうがいは少量の水でさっとすすぐ程度にしましょう。

 

いかがでしたか?

これだけでは歯の磨き方がわかりにくい…という人は歯医者さんで歯科衛生士に教えてもらうと良いでしょう。
正しい歯の磨き方をマスターしてツルツルのキレイな歯を目指してくださいね!

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