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普段何気なく生活をしている空間には必ず「色」があります。
色は人の心理に影響するイメージ効果が大きく、集中力を高める色、リラックス効果のある色、元気の出る色、膨張色や収縮色、暖色や寒色などのたくさんの色に誘導されて私たちは生活をしています。
色の効果を把握して生活に役立てると今までよりも勉強の効率があがったり、ゆっくりと眠れるようになったり、お洒落になったりと生活をする上でプラスになることが増えてきます。
色がもたらす効果について紹介しますので毎日の生活に上手に色を取り入れてみてください。

色がもたらす効果とは?

工事現場の看板には赤色や黄色が多く、高級ブランド店は黒色が多いですよね?
これらの色を使うには理由があります。

■黄

集中力や判断力をアップさせる色です。
黄色は交感神経や副交感神経を刺激するため注意をうながす色として工事現場などでよく使われる色になります。

■赤

活発な印象を持つ赤。
暖色系の赤は食欲増進させる効果や関心を集める効果ががあるので飲食店などに良く使われる色になります。

■ピンク

女性的で華やかなイメージのピンクは中高生に大人気の色。
ピンクが多い洋服店には雰囲気につられてついつい入ってしまします。
また、ピンクには女性ホルモンを活性化させる効果があると言われているので、若々しさを保つにはピンクを身に着けると良いですね。

■青

海や空の色である青色は自然にいつも目に付く色であるため多くの人が好む色です。
爽快感があり集中力や頭の回転を良くする効果もあるので勉強部屋に青の色を使うと効率良く勉強をすることができます。
寒色系なので食欲減退効果があります。

■黒

圧倒的な存在感を持つ黒は強さ・かっこよさ・高級感などの印象を与える色です。
また、恐怖や不安などのマイナスなイメージも持つ色でもあります。
収縮色なのでスリムに見せる効果があります。

ファッションコーディネートに好きな色を使いたい

色には膨張色収縮色があり、膨張色ばかりを組み合わせると全体的に締りのないコーディネートになってしまいます。
白や赤、黄色は明度が高いことから膨らみや広がりといった目の錯覚を起こしてしまうので膨張して見えてしまします。
これらの色だけでコーディネートをするといつもより太った印象になります。
反対に収縮色の黒、青、緑は実際の物より小さく見える効果があるので締まった印象を与えます。

膨張色が好みの方は、膨張色と収縮色を上手く組み合わせたコーディネートにすると好きな色を取り入れながらもスッキリとした印象を与えることができます。
膨張色は洋服だけでなく、小物などに取り入れるとお洒落に見えるので、シックな洋服に黄色や赤のバックやスカーフ、ヘアゴムやピンなどを取り入れるとワンランク上のお洒落ができます。

寝室はゆっくりとできる色合いを

リビングダイニングは家族皆が集まる場所になるので家族の好みの色でまとめるのがいいと思います。
都会的な雰囲気でモノトーンにまとめても良し、暖色系で元気な雰囲気にするのも良し、家具を木目で揃えて絨毯やソファやなども自然界にある色でまとめたナチュラルな感じを出すのも良いですね。
家族が自然と集まれるような空間に作りあげるのが理想です。

しかし、寝室はみんなが集まる場所でもなければ楽しむ場所でもありません。
ゆっくりと眠れるような色合いの部屋を作りましょう。
カーテンや布団に使う色を赤や黄色、オレンジなどの元気が出る暖色系にすると神経を興奮させるので睡眠の妨げになります。
寝室にはリラックス効果のある青自然界の木や葉の色である緑や茶色を使うと心が落ち着き良質な睡眠を取ることができます

日々の疲れやストレスを解消する寝室は、好みの色に拘らずにリラックスをして良質な睡眠が取れる色を選ぶことをオススメします。

 

いかがでしたか?
色がもたらす効果はとても大きいことがわかりましたね。
受験生の部屋のカーテンは青系にすると集中力を高めることができますし、ダイニングに赤やオレンジなどの暖色系を使うと料理が美味しく見え食欲が増します。
ファッションコーディネートの際には膨張色と収縮色を上手く組み合わせたり、小物に膨張色を使ったり色によるお洒落を楽しんでみましょう。
自宅の壁紙や家具の色は簡単に変える事ができませんが、カーテンや布団カバー、クッションなどをその部屋に合った色に変えていくといいですね。

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