憧れのタレントさんや雑誌の記事を研究して、なりたい顔を頑張って作っても何故か思い通りにならない…そんな時は自分の顔のバランスをもう一度見直してみましょう。
顔のパーツが中央に集まっている「求心顔」の方は、クールで大人っぽい印象を持たれがち。
「遠心顔」メイクでチャーミングな目元を作るとそれだけでも印象はかなり違ってきます。
メイクのポイントを変えるだけで人間の目は簡単に錯覚を起こします。
同じ人でも別人に見えるほどの力がありますから、ちょっとしたテクニックで理想の顔に近づけますよ。
＜目次＞
笑顔が優しく親しみやすい遠心顔メイクのポイント
目鼻立ちがハッキリとした印象の「求心顔」に対し、「遠心顔」は顔のパーツが少し外側に寄り平面的なのが特徴です。日本人には多い顔のバランスとも言えますね。
親しみやすく柔らかなイメージなので、他人とのコミュニケーションもスムーズで甘え上手にもなれそうですね。
そんな遠心顔になるためのメイクのポイントは、顔の中央部には濃い色を乗せず、横に伸ばすように意識したメイクで表情のソフトさを演出します。
横に伸ばすメイクは全体のバランスが整うので、強いイメージを持たれがちな求心顔の方・目の間隔が狭い方・面長顔の方にオススメです。
【パーツ別】遠心顔メイクのやり方
顔の中で直接横のラインとなる眉やアイメイクをベースにして、出来るだけ陰影はつけずにナチュラルなメイクを目指します。
■眉
眉頭はあえて色を付けず、少し外側から眉尻を長めにして描いていきます。
黒目の上辺りから外側を意識して明るめな色を使った方が眉毛のインパクトを弱める効果があります。
眉頭にコンシーラーを使って眉間の間隔を広げても良いですね。
■アイメイク
目頭は広げて見せたいのでアイシャドウは濃い色は使わず、ベージュ系などの明るい色を選びます。
目尻側に向けてブラウン系などの濃い目の色をグラデーションにして乗せると、目尻が強調され横長効果が作れます。
目尻を長めに作りたいですから、アイラインは少しはみ出して描くと良いですね。
マスカラも目尻のまつ毛は外側にカールさせて、ボリュームをつけましょう。
部分用のつけまつ毛を目尻にだけ使うのもオススメです。
■ハイライト
ハイライトを目の下の三角ゾーンに入れると抜け感が出せ肌が明るく見えます。
Tゾーンにも入れると良いですね。
■チーク
チークも横長に入れるのがポイントです。
頬骨の一番高い位置からこめかみに向かって楕円形にふんわりと色を乗せます。
■リップ
口紅は口角までしっかりと付けます。
中央だけが濃くならないように、グロスを使う場合も口角まで塗ると色が横に伸びた印象になり、キツいイメージが和らぎます。
顔の中心は色を抑え、外側に伸ばすようなメイクを心掛けると遠心顔に近づけます。
目尻を下げて垂れ目風にしたり、リップの色を変えて大人ミックスにしてもかわいいですね。
アレンジは自分次第で色々な表情が作れます。
大切な人と過ごす時や、甘えてみたい時にも是非試してみたいメイクですね。
