1919年、名香化粧料本舗粧美堂 設立

創業者 河野克正

創業者河野克正は大正8年(1919年)6月28日、河野家の3男として広島県で誕生。生まれて間もなく両親とともに 大阪に移り住みました。


昭和11年(1936年)17歳の時、日本郵船に就職。
戦争が激しさを増して船を降りるまで外国人を相手に洋菓子の修行をする毎日。


昭和21年(1946年)大阪市西区にある各種原料や雑貨の卸問屋に就職。化粧品との運命的な出会いの場となりました。
営業の傍らお得意様の助言がきっかけで入社1年後、ポマードの製造を始めました。化粧品の製造販売という天職に目覚める事になります。

  • 創業者 河野克正
    創業者 河野克正
  • 船員手帖

名香化粧料本舗粧美堂 創設

昭和23年(1948年)2月、28歳の時、大阪市西淀川区に35坪の化粧品の製造販売会社「名香化粧料本舗粧美堂」を創設。
社員は社長を含め、5名でのスタートでした。

戦後、日本の女性達は、美しさの意識を高めるようになり、それまで頭髪化粧品中心だった商品も女性用総合化粧品へと徐々に変化していきました。


  • 当時の広告

  • 当時の広告

  • 創業時の社屋

  • 当時の化粧品充填

  • 創業時の商品

生産拡張の為、本社第一工場、本社社屋を竣工

販売店も全国に広がり、昭和34年(1959年)3月には生産拡張の為本社第一工場を竣工。

昭和40年8月には本社社屋も竣工しました。


  • 本社社屋

  • 新社屋

  • 製造設備の様子

  • 化粧品充填ライン

昭和40年代の化粧品業界は訪問販売や百貨店などのカウンセリング販売が主流となり、高価格の化粧品が多く販売されるようになりました。

そんな中で名香化粧料本舗粧美堂はお客様の笑顔の為にリーズナブルな価格帯の製造販売に着手し大ヒットしました。


  • 当時話題の100円化粧品の報道

  • 昭和40年代のパンフレット

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